ミネラルと神経伝達の仕組み

1.ミネラルイオンの身体への働き

ナトリウムイオン(身体の水分量および浸透圧の調節、神経の伝達、筋肉の萎縮)
カリウムイオン (神経の伝達、筋肉の収縮、心臓の収縮)
マグネシウムイオン (筋肉の収縮、歯や骨をつくる、酵素の活性化)
カルシウムイオン (神経伝達、筋肉の収縮、骨や歯をつくる、血液を固める

2.神経伝達物質でもあるミネラルの働き

鉱物(ミネラル)は岩石を構成している無機物のことで、色々な原子が規則正しく並んだ構造を持っています。私たちの思考にもミネラルが関係しているとしたら?ますますミネラルの魅力が倍増ですよね!カルシウムが不足すると怒りっぽいや切れやすいなどと言われる理由もここにあります!

神経細胞はイオンを利用して情報を伝達しています。神経細胞では信号を受け取ると、プラスの電荷を持つナトリウムイオンを細胞内に流入させることで局所的な電流を発生させる。電流を感知したとなりのイオンチャンネルが新たにナトリウムイオンを流入させ次々と反応が連鎖することで末端まで信号が伝わる。
そして信号を伝え終わるとすぐにふたたびナトリウムイオンを細胞外に排出してもとの状態に戻す。 私たちが考えたり、手を動かしたりするための脳でのさまざまな信号が神経細胞内にナトリウムイオンが流入することで伝えられている。

私たちの身体には欠かせないミネラルは、神経の伝達にもかかわっています。そしてミネラルイオンは微細なのでお食事からしかとれないということはなく、(食べた物も体内で分解して吸収しやすい大きさにしているんです)皮膚からも吸収されます。

温泉に浸かることで筋肉痛や神経痛、肩こり、腰痛など様々な効能が人体に働きかけるのもミネラルイオンからすると私たちの身体の中は隙間だらけだからです。薬石浴の開発に関わった川田薫博士が著書の中でも書いていますが、十数年前から温熱効果やミネラル、熱ショックタンパク質だけではなく、石やミネラルの振動波が細胞に働きかけるというお話をしています。

身体の各細胞の調律をどうするかが重要なのです。調律の為にはいろいろな石を組み合わせて、その石の出す微弱な振動波とその波動ミスト(霧)に抱かせ、細胞と相互作用しながら調律することが重要になります。薬石浴はこの「排泄と調律」という二つの条件を完全に満たしたものです。(P84)
薬石浴の室内はいろいろなミストを充満させていますが、それは単なるイオンではなく、電気を帯びた水分子が何百個も集まった超微粒子の集団として分散しています。それはただの水分子の集団ではなく、2㎚の超微粒子のミネラルを抱含させたいわゆるナノミスト状態となっています。

私たちは目に見えるものがすべてだと思いがちですが、ナノ化やミネラルという目に見えない物質に影響を受け健康があります。体内では腸内の微生物や白血球など私たちも60兆個の細胞の集合として考えると小さな命の集合体が身体と言えますよね!!

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